Unity 物理特性をつける Rigidbody
今回は、Unityの「Rigidbody」について書きます。
Rigidbodyを使うと、GameObjectに物理特性をつける事ができます。
例えば、ボールが落ちたり、ボールがバウンドしたり、などの現象をつけることができます。
では、Rigidbodyを使って、オブジェクトを落とす方法を書いていきます。
はじめに、物理特性をつけたいGameObjectを選びます。
次に、「Inspector」の一番下にある「Add Component」をクリックします。
すると、このような画面がでます。ここで、「Physics」を選びます。
で、「Rigidbody」を選びます。
「Inspector」の方をみると、「Rigidbody」という項目ができています。
ここに、書かれている内容は・・・
- Mass ・・・ 質量
- Drag ・・・ 抵抗(空気抵抗)
- Angular Drag ・・・ 回転に対する抵抗
- Use Gravity・・・重力を使うか
- IsKinematic・・・ONにすると、他のオブジェクトには物理的影響を与えるが、他のオブジェクトからは物理的影響をうけなくなる。
こんな感じです。
オブジェクトを落とすには、「Use Gravity」をONにする必要があります。
この「Rigidbody」の所で、設定ができたら、再生します。
再生は、「▶」のマークをクリックします。
すると、オブジェクトが落下します。
で、上のままだと落下するだけです。
次に、オブジェクトが地面に衝突したら、バウンドするようにします。
まず、「Create」の「Physic Material」を選択します。
すると、このようなマークのモノが「Aseets」にできます。
で、こちらを選択し、「Inspector」の所を見るとこうなっています。
ここで、様々な設定をします。
設定内容は・・・
- Dynamic Friction・・・移動中の場合に使用される摩擦。
- Static Friction・・・オブジェクトが面上で静止したままの場合に使用される摩擦。
- Bounciness・・・面の跳ね返し度合い。
など様々な設定ができます。
他のやつは、こちらに書かれています↓
Unity - Unity Manual
バウンドさせるには、Bouncinessの値を0.6や0.9などに設定します。
あとは、オブジェクトにドラッグ・アンド・ドロップするだけです。
これで、オブジェクトを押すと、バウンドします。
これで、終わります。